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2012年2月20日 (月)

「私」‥16

私は最近怒りやすくなったと自分で思います。
家族の者(妻、息子や娘)を叱るだけでなく、道や電車の中で他人を見て腹が立つのです。
もちろん赤の他人を叱ったりはしません。ただ他人の所作に何故か腹を立てるのです。
年寄りが怒りっぽくなるとは聞いていましたが、今の私はまさにこれであろうと思いますす。
他人の、例えば老人の少しのろまな動き(歩き方、階段の上り下り、電車の乗り降り)、若者の
傍若無人の振る舞い(車中の大声、座っての足の投げ出し、座席の幅とり)、コーヒーショップで
のオバサン連の座席確保振りと大声の会話‥‥を目にすると思わず知らずムカつくのです。
くどいようですが、実際に怒りを発したことは(家族に対して以外)今までのところありません。
何故なら他人の所作だけでなく私の怒りの異常さにも気付いているからです。以前はこれらは
気にもならないことだったという記憶が同時にあるからです。しかしこのまま行ったら、本当に赤の
他人に怒りをぶつけてしまうかも知れません。これは十分ありそうです。‥‥この予防策は、私が
なるたけ外出を控えて他人との接触を作らないことだということになります。寂しい話ですがこれが
一番間違いないでしょう。そしてこれに近い話だろうと思いますが、一年前に中学時代からの長年
の友人と電話でのつまらぬいさかいで仲たがいをしてしまいました。実は電話以前に、会っていた
頃から兆候があったのです。ある時飲みながら、何かのことで考え方に齟齬が生じ、以前なら笑っ
て済ますくらいのものを互いに譲らず、「オマエがおかしい」と少しわだかまりを残したまま別れたの
です。この時家に帰ってから思い返すと実にどうでもいいことにこだわったことが分かるのです。それ
から半年程しての電話で、「やはりオマエはおかしい」と言い合い電話を切ったという次第です。
今後仲直りするかどうか分かりませんが、お互いに人間が変わったと感じたのも事実で、これ切りと
なるかもしれないと現在思っているのです。
‥‥さてさて、こんな状態で哲学ができるのでしょうか。逆に、だからこそ哲学なのでしょうか。
哲学の風上にも置けぬ、と天から声が降ってきそうですが‥‥

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