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2013年5月16日 (木)

「性格」‥36

 知人に紹介されて行ってみた泌尿器科検査のことですが、結果論としては無意味でしかありませ

んでした。「セカンドオピニオン」を聞く積もりでしたが、今回は2度の前立腺手術を受けた後で

したので、いわば治療後の検査に「セカンドオピニオン」もヘッタクレもなく“後の祭り”以上の

意味は無かったということです。これは病気治療に対する私の不安(不信)のなせる“勘違い”で

あったのです。と言うのは「セカンドオピニオン」とは手術をする前に他の医者の意見を聞くこと

で、その最初の検査結果(ファーストオピニオン)に対する患者の判断の参考にする狙いのもので

す。従ってその時は最初の検査のカルテ(のコピー)をもらい、同じ材料で別の医者に判断を仰ぐ

という手続きとなります。例えば最初の検査で手術をした方がいいとなっても、セカンドオピニオ

ンが手術をせずに薬餌療法で様子を見ましょうとなった時に、患者としてどちらに従うかというよ

うな場合を想定すればいいでしょう。あるいはセカンドオピニオンも手術の意見となればどちらか

の医者で手術を受けることになるでしょう。

 私としては手術の結果が(期待と異なって)必ずしも満足の行くものではなかったので、別の医

者による意見はどうなのか聞きたかったのです。前の医者に事情を話してカルテをもらうのも煩わ

しかったので、次の病院で同じような検査(尿道の造影検査、尿、血液等の検査)をしたのですが、

何せ治療後なので尿道狭窄が写るはずはなく、結局手術後の尿漏れ、頻尿、再狭窄等の症状への私

の不満を聞くことだけだったのです。その挙句にその医者も「私も手術を奨めたと思いますし、そ

の結果は同じとなった可能性があります」と仰ったのです。ただ私がセカンドオピニオンを聞こう

とした理由も理解していたので、この病気に関してかなり細かい説明は聞くことができました。そ

してこの医者だったら手術をしたにしても事前説明をやはり細かくしてくれたのだろうと思ったも

のです。

 ちなみに、以上のことに関連して「インフォームドコンセント」という更に基本的な考え方があ

ります。「治療方法に対する正しい情報・説明を得た上での同意」という意味です。今回私が前立

腺手術を受けた時に、何枚もの「同意書」(検査時から手術時までに都合7,8枚もあった)に署名し

ましたが、その根拠となるものです。多分その中の一枚に手術後の後遺症的症状の可能性も記され

ていたのでしょう。それらを医者あるいは看護婦が出だしのところだけ読んで聞かせ、後は目を通

しておいて下さいで終わっていたものです。これを一字一句丁寧に説明していたら何時間もかかっ

たことでしょう。

 「セカンドオピニオン」と言い「インフォームドコンセント」と言い一見英語で勿体ぶっていま

すが、日本語的には“医者の話はよく聞く”それと“信用出来ない(評判の悪い)医者には掛かる

な”と言う昔から言い古されたものに過ぎません。‥‥個人的にはこのような尤もらしい外来語の

横行は医療現場の劣化に外ならないだろうと思います。こんなことが流行るのは、患者にとっては

医者のご都合主義しか感じられないからです。

‥‥医者に掛かった時の薬の大量処方が初めて問題になってから40年位が経ちますが、今や医者に

とって「モラル」はすっかり死語となった観があります。

<散歩の途中に目についた幾つかの花です。白いラッパのような花はカラーです>

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心と体」カテゴリの記事

コメント

こんにちはsun
今日は晴れて外も気持ちがいいですね(*^。^*)
病院へ行って来られたのですね♪
セカンドオピニオンは確かに、病気が解った時、
その病気に対する治療法を
一つの病院では無くほかのお医者様の意見を聞いて考える
という事だと思うのです。父もそうでしたから
でもね治療してしまった後でも、その後どうしたらいいのか
色々なお医者様の意見を聞くのも良いと思うんです。
お医者様の意見も色々ですから…色々な話を聞いて理解し、向き合っていけると思うんです
その中で、キッとねこれならって思えると思うので…
叔父にもそう言っているのですけれどね頑として今の所だけでいいと言い張り
何度も手術の繰り返しです。
一週間ほどで退院ですけれど手術は手術ですもんね慎重に考えて欲しいです
長く成りました(~_~;)最終的に叔父の話に成り御免なさい~
頑張って下さいね

今晩は。
私はセカンドオピニオンを逆手に取って何か役に立つ話を聞くのが狙いでした。上で述べました通り、別の医者も同じような手術をしたことになるので、同じ結果(手術後の尿漏れ、頻尿、再狭窄等)になった可能性があると考えられます。しかしその可能性を事前に詳しく説明されたら私は手術を見合わせたかもしれません。
実際には最初の検査の後に、「○○さんは若いし体力があるので手術した方がいい、これで10年は大丈夫(尿詰まりはない)ですから」と言われ、まんまと手術台に乗ってしまったわけです。
仮にセカンドオピニオンを採用したとしても問題は2点残ります。
①セカンドオピニオンの方の医者に手術してもらうことになった場合、本当に詳しい事前説明があったか。
②セカンドオピニオンの医者の方が手術の力量が優れているのか(良い手術結果となったか)。
これが不明であるということです。つまりファーストオピニオンが良いかセカンドオピニオンが良いかは事前に分かるはずはなく、結果論があるだけだということです。そもそも私達には医者の意見の相違の優劣を判断する能力・医療知識はありません。それなのにセカンドオピニオンという制度がなぜあるのでしょうか。‥‥これは患者の為を装った医者の為の制度だと結論できるでしょう。そしてこのような観点が私達患者側には今後ますます必要と言えるでしょう。
(長くなりましたが参考にして下さい)

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