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2013年5月 4日 (土)

「性格」‥32

  久しぶりだからというわけではないんですが、今回は「性格」番外編です。

 51日~2日と東北被災地へ私、女房、息子の3人で車で行って来ました。もう2年も経っていたのです

がやはり見て置きたいと思ったからです。甚大な津波の被害を受けた地域の一つである女川町の今の

様子を見て来ました。

 ネットの動画で2年前の3・11の女川町の津波をご覧になった方も多かったと思います。その町が今どう

変わったかということで見てください。

 漁業を中心に賑わいを誇った街並みは平地には跡形もなく、倒壊したビルが3棟ほどそのままの姿で残

っていますが、瓦礫はほとんど撤去されてかっての女川町全体が更地のような姿となっています。そこ

をダンプカーや工事車両が動きまわる以外は私達のような見学者がちらほらと見えるだけです。今やこ

のように何も無いことが被災の残酷さを一層強く感じさせる印象なのです。

平地から15mほどの高台になっているところに町立病院が残って建っていて、ここから町の全貌が見渡

 せます。この病院の1階まで波が来たとのことで20m前後の高さに達した津波の凄まじさが思い起こさ

 れます。倒壊したビルは4階のものと23階のもので、陸側に倒れたもの、海側に倒れたものとありま

 すが、陸側に倒れたのは押し波で倒れ、海側に倒れたのは引き波で倒れたものです。撤去せず残してあ

 るのは、メモリアルの意味というよりは、この時の津波の力や質を計測し、今後の研究目的に役立てる

 点に主眼があるようです。

  港には何艘かの漁船もあって、漁業も再開されているとはいえ、女川町が元の活気ある姿に戻るには並

大抵の努力ではとてもできるものではなく、またそれが何年かかるか想像もできないことですが、地元

の方々と国全体とが一丸となった復興への歩みを一歩一歩着実に進めていく以外に無いことは言うまで

もありません。

Dsc_0174_2 

Dsc_0178 

Dsc_0193                               奥の黄色い建物は復興で建てられた製氷棟です

Dsc_0191_1

「女川サプリメント」の表札がありました

Dsc_0188_1

「江島共済会館」という4回建てのビルが後ろへ15mほどずれて倒壊したものです

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Dsc_0189_1 女川町立病院です Dsc_0175_2 慰霊碑は病院の右端に建てられています

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心と体」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
貴重なお写真を有り難うございました
月日が経つのは、早いけれどいまだに癒えない傷を沢山の人たちが。
それを見ているだけしかなく、出来るのは募金箱に気持ちを入れるだけ
震災の場所へも行く事が出来ません。
地震の多い日本では決して他人事では無く、忘れてはいけないのですが
日々流れていく月日に情けない事に、何処か遠い場所に成ってしまいます
いつどこで起こるか分からない、でもそれを思っていたら何もできませんね
言われる通り、どうか着実な今後の復興を願います。

コメントありがとうございます。
「女川」という空白地を直接目のあたりにした時、何も声が出ません。
誰も彼もほとんど、呆然と立ち尽くすか、黙々と歩き回るだけなのです。

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