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2013年12月

2013年12月31日 (火)

「ハチ」‥31

大晦日の夜といえば「NHK紅白歌合戦」です。今日は「ハチ」でも少しこの形式でやってみましょう。紅、白

それぞれ4人づつ出場です。

まず紅組トップバッターはエラ・フィッツジェラルドです。歌は「The Man I Love」です。色々な人が歌って

いますがエラのがイチ押しです。

http://jazzmovie.blog133.fc2.com/blog-entry-108.html

白組のトップバッターはルイ・アームストロング、歌は「La vie en rose(酒とバラの日々)」です。トランペ

ットから入りますが、歌も文句無しの味わいがあります

http://www.youtube.com/watch?v=8IJzYAda1wA

2番目の紅組はビリー・ホリデイです。歌は「One For My Baby」です。ビリー・ホリデイが切々と諭すよう

に歌います。

http://www.youtube.com/watch?v=R7llu2aQRSQ

白組の方はナット・キング・コール、歌は「love」です。いつ聞いても惚れ惚れしますね。

http://www.youtube.com/watch?v=JErVP6xLZwg

3番目の紅組はサラ・ボーンです。歌は「Lullaby Of Birdland(バードランドの子守唄)」です。彼女の十八

番(おはこ)といえばこの歌です。

http://www.youtube.com/watch?v=GzyRPjlniH4

白組の方はトニー・ベネット、歌は「I Left My Heart In Sanfrancisco(想い出のサンフランシスコ)」です。

心にしみるようですね。日本では雪村いづみ等が歌っていました。

http://www.youtube.com/watch?v=OIhjd3f2cs4

いよいよ4番目トリで、紅組はヘレン・メリルです。歌は「You’d Be So Nice To Come Home To」です。ひ

と頃住宅メーカーのCMに良く流れた歌ですね。バックのクリフォード・ブラウンのトランペットも聞き所です。

http://www.youtube.com/watch?v=YM0PhsP7ulk

白組のトリはチェット・ベイカー、歌は「But Not For Me」です。チェット・ベイカーは中性的な声で歌うの

が特徴で、知らずに聞くとこの女性は誰だろうと思ってしまいます。トランペットも吹いています。

http://www.youtube.com/watch?v=R_f_mMJAezM

本当は日本の「紅白」並みに大勢の歌手に登場してもらってもよかったのですが、大袈裟すぎるのでやめました。

‥‥さあ、あなたは紅白どっちに軍配を上げますか?‥‥紅組の貫禄勝ちですかね。

東戸塚のオーロラモールのイルミネーションもこの“イベント”を祝って輝いていました(ホンマかsign02)。

では、よいお年を。happy01good

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2013年12月27日 (金)

「ハチ」‥30

<靖国神社参拝について>

安倍総理大臣が靖国神社へ参拝したことで中国・韓国はじめ内外から批判をされていますが、そもそも確認して

おくべきこととして忘れてはならない点は次のことではないでしょうか。

・靖国神社が、明治政府によって、日本を近代国家として築き上げるために命を惜しまず尽力した人々を祀る

めに設けられた神社であるとすれば、それは古代から伝わる「神の情(こころ)」を敬う心情に基づく神社(出

雲大社、住吉神社、伊勢神宮など)とは一線を画したまったく別の神社であり、新興宗教(いわば“靖国教”)

と言えるものなので、その信奉者として自認した上で個人として(趣味として)参拝すればいいということで

しょう。あるいは分祀した神棚を家に置いて毎日拝めばいいのです。私個人としては、明治政府の“富国強兵

策”の一環としての靖国神社は疾うにその役目は終えたので歴史遺産としていわ“安置”すればいいものだと思

います。現役の閣僚が目の色を変えて(パフォーマンスとして)参拝する場所であるとは思いません。

・もともと古代から伝わる「神の情(こころ)」について、物心ついてから親しい感情を持ち崇敬の念を抱いて

いた人が、靖国神社の性格も理解した上で参拝をするのであれば、どのような立場であれ、誰からもそのこと

(参拝)を誹謗されることなどあるはずもないのです(信教の自由)。逆にそのような「神の情(こころ)」に

そもそも縁のない人が靖国神社に参拝してもまったく無意味で、その資格などないと言っていいのでしょう。

・自分がその意味でその資格がある人間かどうか、国会議員や閣僚は各々自分の胸に手を当てて見ればすぐに分

かるはずです。例えば自分の参拝に外部から批判があっても、自らの信条(習い事)として粛然と済ますだけの

ことで、その時に居直るかのように「国のために戦地で命を落とした人の冥福を祈ってどこが悪い」という物言

いは、高貴な精神生活を送る人からは決して出てこない言葉です。そのような物言いをする人にはその理由さえ

分からないでしょう。毎年ある時期になると与党議員や閣僚が何か取り繕うかのごとく参拝するのはこの例では

ないと言えるのでしょうか。「神の情(こころ)」にそもそも無縁でいた人が国会議員という「公人」になって

からわざわざ靖国神社に参拝するようになるなどというのは、日本人である私の目から見てもいかにも“いかが

わしさ”が垣間見え、ましてその時だけ“猛々しく”する人はただみっともないだけです。そのみっともなさが、

批判をさらに勢い付かせるのだということに気付くべきでしょう。

※ 高貴な精神生活と、「国のために戦地で命を落とした人の冥福を祈ってどこが悪い」という口吻とが相容れ

ないものだという価値観は厳然としてあるでしょう。参拝する資格がない人とは、このような価値観を持たない

ためこれが理解できない人のことです。

 

<「ハチ」とは関係のなさそうな内容が続きますが、私は「ハチ」にはどこかしら“神が棲む”と

思ってましたからこんな話もそう違和感はないのです。

ジャズ曲はカウント・ベイシーの「サテン・ドール」です。

そして散歩で撮ったススキの一種、サザンカ、暮れる池の風景です。>

http://www.youtube.com/watch?v=H2zKALs3NAE

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2013年12月20日 (金)

「ハチ」‥29

<現代ストーカー考>

‥‥徒然なるままに引っ掛かったこと‥‥

1216日のNHK「あさイチ」でストーカー特集をやっていました。主に十代の未成年が加害者・被害者となる

ケースでの当人、親や回りの者の対処方法が中心で、警視庁の担当官や心理学者が意見を述べていました。私は

これを見て大変疑問に思ったことがあります。

 一つは、加害者・被害者とも携帯・スマホを媒体としていて、これへの過剰メール、過剰電話、個人映像開

示等の方法による脅迫・報復が事件になっているのであれば、まずこの「犯罪」から遠ざかる最も効果的な方法

はこれらの媒体と縁切りすることのはずです。これらの媒体からのメールや電話に接触する可能性を遮断すると

いうことです。例えば麻薬中毒者は麻薬を続けながらこれを治療することは出来ません。まず麻薬と縁を切り、

その上で後遺症の治療に専念する(これも苦しいものと聞きます)、これが最良で唯一の方法です。これと同じ

で、まず携帯・スマホの生活環境から抜け出すことが第一歩目のはずです。ところが番組でこれを誰も言わない

のが私は不思議でならなかったのです。ストーカーは嫌だけれど携帯・スマホを手放すのも嫌では、解決が期待

できないどころか事態が改善できないままズルズルと深みにはまっていくだけでしょう。これを手放すことが困

難であるという前提をいたずらに置いてしまっている、こんなおかしなことはないのです。身に迫った深刻な事

件の渦中から脱したいなら(一時的にでも)これを手放すことができないはずはないでしょう(これは特に被害

者にとって重要な点でしょう)。

 それと、これ(過剰メール、過剰電話、映像開示等)はれっきとした「犯罪」であるという通念を一刻も早く

社会に定着させることです。学校での“いじめ”と同じで、対応の遅れが取り返しのつかない事件に容易に直結

してしまうというものなのです。ネットの世界、サイバーの世界はアクセスが容易で、そのツールの使い勝手

が大変いいため、これを悪用した犯罪(麻薬や共謀殺人等)が世の中で既に頻発しています。「恋愛」はもちろ

ん犯罪ではありません。しかし、一歩踏み外せば深刻な犯罪になってしまうという点がネット社会の危うさとし

てあるのだという認識を誰もが持つべきなのです(これはもちろん加害者にならないためにです)。

 そして、この番組で欠けていたもう一つの視点:「恋愛」の人の情(こころ)にまつわる奥深さというものへ

の配慮が欠落している点も言わなければなりません。つまり「恋愛」というもの以上に人の情(こころ)に感じ

る事柄などはないということへの洞察を欠いているということです。これは上で述べたことの反作用として出て

くることだとも言えます。これは携帯・スマホという簡易なネットツールの普及が“軽率な”恋愛事を可能

にしたツケとして、人間の本性の側から起こった“反乱”という側面なのかも知れないということです。恋愛を

そんなお気軽なものと扱うとどんなことが待っているか、思い知らされることになりますよと、本性の方が訴え

たようなものだと言っていいでしょう。‥‥「源氏物語」で語られた昔から、恋愛と死とは背中合わせのもので、

これだけは世の中がどれだけ変わろうと変わりようのない真実なのだということを今更ながらも痛感しないわけ

はいかないのです。‥‥自分の本性が相手では本質的に勝負することは不可能なのです。これには打つ手はな

く、“深く悩む”以外に逃れるすべはないと言うだけです。そして、最初に述べたことも、以下に述べることも

れを踏まえた上での話なのです。

 やって良いことと悪いことを判断すること、これは“常識”というものです。最近のネットツールの日進月歩

の変化スピードに常識が追いつけないという実態があるのかも知れませんが、常識が変わったり消滅したりす

ことは決してありません(常識の“常”は常住不滅:永遠に不変で不滅な、という意味です)。「人に危害を加

えてはならない」という常識は子供時代から教え込まれます。これは肉体的にも精神的にもという意味ですが、

精神的という点は客観性の自覚が必要なので人間的成長が伴わなければならないにしても、13才~15才では身に

具えるべきものでしょう。だとすれば、1617才位から始まる“恋愛感情”は常識が欠けるものであってはなり

ません。これに違背することをすれば犯罪となる可能性があると判断できなければならないのです。この判断能

力を具えることが困難であるはずがありません。義務教育を終了した者なら誰でも具えていなければならないも

のです。

 つまり、ストーカー被害を受けそうになったならば毅然と対処する(親、教師、警察に相談する)常識を持た

なければならず、逆にストーカー行為に及びそうになった時でもこれを自制するだけの常識を持たなければなら

ないということです。そして不幸にもこのようなことに巻き込まれそうな状況に陥った時には、まず最初にすべ

きことはこのトラブルをもたらすツールである携帯・スマホから(一時的にしろ)遠ざかることであるのが常識

と言えないでしょうか。まずそれをした上で対処を講じるというのが順序というものでしょう。

‥‥そして、それをしてもなお“深く悩む”ことを回避することが難しいのが恋愛なのでしょう。

 

<今日のジャズはJコルトレーンの「Ballads(バラード)」です。

恋に悩み、ストーカーしかねない程の人はこれをジックリ聞くといい

でしょう。酒でも飲んで、涸れるまで涙を流した後は少しは冷静にな

れるかも知れません。完全にスッキリとまでいかないにしても‥‥>

Photo


http://www.youtube.com/watch?v=rA1EZAZCq4Y

2013年12月16日 (月)

「ハチ」‥28

14日は年内最後の山歩きをいつもの相棒としました。またまた陣馬(場)山方面です。

JR中央線相模湖→陣馬山→和田峠→醍醐丸→和田峠→陣馬高原下バス停(5時間)のコースでした。申し分の

ない天気で、ただ気温は0℃~2℃で少し立ち止まるとたちまちジ~ンと寒さが伝わってきます。若者グループ、

夫婦、お年寄りハイカーグループと色々な人達が登っていましたが、ごった返す程でもなく気持よくマイペース

で歩けました。さらにトレールランナーの練習場所にもなっているようで所々で彼らが走って追い抜いていきま

す。11月にはこの辺のコースを使って競技会もあったようです。

途中の尾根沿い、陣馬山頂からも富士山がくっきりと見え、反対側には関東平野の眺望が広がります。

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陣馬山頂の像(馬?)は屹立した首がどこかしらエロスを感じさせるのは私の気のせいでしょうか。

オバさんハイカーが眩しそうに写真を撮っていました。

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醍醐丸は八王子市の“最高峰”ですが、山頂は木に囲まれて回りの眺望は見えません。

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帰りの高尾駅近くの蕎麦屋で相棒と忘年会を兼ねて酒を酌み交わし、今年は私の病気で目標とした北岳・

甲斐ケ岳には行けませんでしたが(相棒は1人で北岳を登った)、来年は槍ヶ岳か穂高へ行こうと誓

ったのでした。

<ジャズ曲はソニー・ロリンズの「マック・ザ・ナイフ」です。冬至が近づく頃、

この曲を聞きたくなるのです。理由はありませんが>

http://www.youtube.com/watch?v=M_0bEczY5Cs

 

2013年12月11日 (水)

「ハチ」‥27

「ハチ」ではなく岡山の「バード」というジャズ喫茶での話。89年前のことで、その頃私は単身赴任で1年半

ほど岡山の支社にいたのですが、ある時、会社の2年先輩で関係会社に出向していたKさんが出張で支社に来たの

です。会うのも5年振り位だったのでその夜は私の行きつけの飲み屋であった「バード」に行ったのです。K

んもジャズ好きだったのを思い出したからです。ジャズを聞きながらお互いの近況やら話している内に34時間

も経ってしまい翌日も仕事なので切り上げ、私が勘定を済ませました。Kさんは、勘定は折半でいいのに、と済

まなそうに言ってました。Kさんは予約していたホテルに帰るので、タクシー乗り場まで送っていくと、車に乗

る寸前に急に「ゴメン、○○ちゃん(私のこと)5,000円あったら貸してくれない、東京に戻ったらすぐ送金す

るから」と仰ったのです。

 それから10日ほどして私の部屋に小さな郵便物の包みが届きました。中にはKさん手作りのCDが入っていて、

便箋が1枚添えられ「○○ちゃんの好きなジャズピアノをCD録音しましたのでご査収ください」と記されていま

した。お金は入っていません。

 それで私は思い出しました。そう、Kさんは金借りの名人(癖、趣味と言った方がいい)だったことをです。

同じ職場だった頃にも何回か急にせがまれたことがありました。しかし踏み倒された記憶はなく、忘れないうちに

返してはもらったのです。それは、気心が知れた人間から“つい気軽に”借りる類のものだったのです(だから癖

なのです)。そういうKさんにとって“気心の知れた”者は私を含めて回りに34人位いたようです。私の了見と

しては、そういうことは12回はいいとして34回目にはあまり良い気はしないものです。‥人の財布も自分の財

布だと思っているみたいだな‥という気分にさせるのです。しかし本人には悪気はまったくないのです。

 そして私がリタイアする2年位前のある日の夕方、職場の私にKさんから電話がかかってきたのです。「○○ちゃ

Kです、今新幹線で横浜を過ぎたところ。あと30分でそっちに着くから、ゴメン、5,000円貸してくれない?」と

仰ったのです。私は吹き出すのと、ムカつくのと半々の気持ちで「ああ、私は今からアポイント先へ出るところな

んで、申し訳ないKさん」ととっさに出まかせを言ったのです。‥‥それが、今までのところKさんと話をした最

後となった、少し後味の悪い思い出なのです。

 

<そのKさんから頂いたCDの曲、ドン・ランディの「Waltzing Matildaワルツィング・マチルダ」です。

“お気軽な”ジャズ曲です。‥‥Kさんの寸借顔も思い出しますが‥。

(追伸 「枯葉」を追加しました。こちらの演奏の方が評価できます) 

スナップはこの9日に小田原市の久野山林をドライブした時のものです。こんな所に皇帝ダリアが植え

られていました。遠く相模湾が見え、小田原城も小さく見えました。>

http://www.youtube.com/watch?v=oIRgvUvvOok

http://www.youtube.com/watch?v=aKL_ZYpqLHU

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2013年12月 5日 (木)

「ハチ」‥26

<ハチ、番外の番外編>

今国会で懸案となっている「特定秘密保護法案」のことを私なりに考えてみました(もう参議院で採決されそ

うですが)。これは、野党や一部マスコミ・文化人が大騒ぎしている問題はピント外れだと思います。この法

を通したら、「秘密」の概念が際限なく拡がり国民の知らないうちに国の政治がとんでもない方向へ(特に戦争

へ)向かってしまい気が付いた時には手遅れになる。あるいは、官僚が自分の省益のために秘密をこれも際限な

く拵えてしまい国民の利益に反する制度を作ってしまう。主にこの2つが大きな問題点とされ、したがって、この

ような事態をもたらす可能性の大きい「特定秘密保護法案」は悪法であり廃案とすべきである、というものがこ

の反対派の主張点です。

 与党の言う、ある国からの軍事的支援が得られなくなるという点は、これは疑いなくアメリカの軍事支援です。

むしろアメリカにこのような法律を作るよう圧力をかけられたというのが真相でしょう。言うまでもなく日本は

「日米安全保障条約」に基づくアメリカの軍事的庇護下にあります。逆に日本に「平和憲法」を制定したアメリ

カは、日本が憲法上「軍隊」を持てない以上は日本を軍事的に庇護するのはいわば義務なのです。その義務を今

後も果たす上で、現在の日本の軍事上の機密保持体制は杜撰で隙だらけと見えての指示(圧力)なのです。既に

60年以上もこのアメリカによる庇護体制で来ている日本がいまさら“ノー”など言えないというのが道理なのです。

 反対勢力の言う「日本の軍事化(戦前化)」などとは一体どこを見ての話なのでしょうか。日本には“憲法上”

軍隊は存在しません。自衛隊は軍隊と認知されていませんし、総理大臣以下の閣僚に軍人など1人もいません。

戦前の「陸軍省」も「海軍省」もありません。「防衛省」は日本軍を統率する組織ではありません。これは自衛

隊による“クーデター”でも起きない限り「日本の軍事化」はあり得ないのです。第一にこれを最も望んでない

のは他でもないアメリカなのですからなおさらあり得ません。反対勢力の言う脅威とは“幽霊”に対するものと

言えばよく、ほとんど“世迷い言”と言っていいでしょう。初めに日本に来て、今中国と“ハードネゴ”をやっ

ているアメリカのバイデン副大統領はアメリカの国内向けには「日本の核武装こそ最大の悪夢だ」と言っている

人間です。バイデンは「オレが中国に行っている間にこの法律を通せよ」と安倍総理に念押しに来たというのが

真相でしょう。ついでに言えば官僚の秘密捏造懸念などどうでもいい話で、それをした官僚をさっさと(重くな

った量刑で)処罰すれば済む話です。口角泡を飛ばす話ではまったくありません。

 では何故アメリカは急に日本に対してこの「特定秘密保護法」を作れと言い始めたのでしょうか。それは言う

までもなく中国を睨んでのことです。この契機は、先般(7月の米中首脳会談で)習近平がオバマに対し“太平

洋共存時代”を持ちかけたことでしょう。米中という2大強国が太平洋を挟んで如何に共存していくかが21世紀

という時代なのだという話です。これは大国同士ができる、大国でなければ実感として持ち出せない次元の話で、

こうなると残念ながら日本などは“雑魚”に過ぎません。アメリカも本音ではこれを認め、20世紀にソ連とつば

競り合いを演じた“覇権争い”と同じことを、いよいよ21世紀は中国相手にやることになったという認識でしょ

う。まずそのための“脇固め”に入った動きだということでしょう(既にアメリカは最近、中国からと見られる

サイバーテロを再三受けている)。時を同じくして中国が「防空識別圏」を設置したことはこのような展望の中

で考えれば不思議なことでも何でもありません。既につば競り合いはスタートしているのだということです。で

あれば日本はどういう立場でこれに対応すべきか。国会でする議論はそのようなことであり、それを国民に示す

べきだと言いたいのです。この議論を煮詰めることが出来ないのであれば“勇気を持って”法案を見送る以外に

ないでしょう(その結果東シナ海の緊張度合いはさらに一層高まるでしょうが)。

 私は安倍総理、石破幹事長達が日本の真の未来を見据えた心底信頼できる政治家とは思いません。基本的には

アメリカの顔色を窺うこと以上のことは出来ない人達であり、あるべき21世紀の日本のヴィジョンを描けない

“中途半端人”だと思います。そもそも“決断の政治”などと、まだ何もしないうち軽々に言う人が「真の政

家」であるはずはないからです。前にも言いましたがそのような政治家は今現在の日本にはいません。これから

3040年先に出てくるかどうかです(上手く行っても)。それまでの繋ぎ役として身を犠牲にする覚悟を持つ政

治家すらまだいないようです。‥‥この責任の一半は国民にありますから大きな声では言えないのですが。

<後付ですが、ジャズ曲を付けておきます。ウェス・モンゴメリーです。>

http://youtube.digru.com/?v=%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC

<この騒ぎをよそに、近所のドウダンツツジとピラカンサがいよいよ真っ赤です>

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