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2014年2月16日 (日)

「品定め」‥1

 源氏物語を昨年初めて読み非常に面白かったので、その中でも特に興味を引いた箇所を中心にお話してみよう

と思います。こんなことをやろうとするのは、私自身がそうでしたが、我国のこれほど有名な小説(物語)であ

るにもかかわらずほとんどの日本人に読まれていない(読むとは読了の意味です)のが、不思議であると同時に

何か非常に残念でもあるように思ったからです。この一番の理由はこの小説が1,000年も前に書かれた長編の古

典であり、当然古文で書かれているという点でしょう。最近は現代語訳で書かれたものも各種出ていますが、も

とは古文であるということでまず躊躇が先に立ってしまうのでしょう。それにわざわざ源氏物語を読まなくても、

本屋を覗けば内外の面白い本は一生かかっても読み切れないほどありますから。

 私にしてからがこれを読むきっかけは、以前友人と飲んだ時に、「死ぬまでにヤッパリ読んでおいたほうがい

い本は‥‥」という話になって、それならまず源氏物語だろうという話になったからで、それまでは読むことな

ど頭にかすめたことすらなかったのです。それでも実際に読み出したのはそれから1年以上経って、私が煩わし

い病気にかかって入退院を余儀なくされた時に、それならいっそのこと源氏物語でも読もうと、動機としてはま

あ感心するものでもありません。一言で言えば“暇つぶし”です。昨年の春先から読み始めて年末近くに読み終

わり約9ヶ月余りかけてのものでしたが、それをかの友人に今年になって話しましたら、その“根気の良さ”に

とても驚いていました。友人は昔読みかけてすぐに放り出してしまったそうで、今は視力も落ちてとても読む気

にならないようです。‥‥‥こう言いいますと何か私の自慢話めいて取られるかもしれませんが、それはまった

く逆で、むしろ自分の恥を告白するようなものなのです。その意味は追々お分かりになると思います。

 まずお話したいのは初めの方の「箒木(ははきぎ)の巻」の中の<雨夜の品定め>という章です。ここは初夏

の長雨の夜に光源氏を含む4人の若者が某所に集まって女の品評会をやるというものです。1718才の少年の集ま

りですから、悪友同士の女談議と言えばいいでしょう。このようなテーマで今書かれれば十中八九は猥談となる

のでしょうが、はたして紫式部はこれをどう書いているでしょうか。

このシリーズのタイトルも「品定め」としました。

なお、私が読みましたのは小学館「古典セレクション:源氏物語全16巻」(16分冊)です。

<スナップは先週の大雪3日後の散歩公園でのものです。ほころび始めた梅も寒そうでした。

肩の高さ80㎝以上もありそうな犬に、思わず道を譲りました>

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コメント

こんばんは♪
雪が続き寒いですね。
無理されませんように。
私、よくは分からないので、
ここでのお話で少しづつ勉強させてくださいね♪
梅の花雪に映えて綺麗ですねsnow

今日は。
これは昨年から書きたいなと思っていました。smile
ただ源氏物語は内容が豊富で深い本なのでとても全体をまとめた
ものなど書けませんから、私が感動し、人も感動しそうなところを
ピックアップしてご紹介しようと思います。どう感じるかは本当は人
それぞれで違うんでしょうけどね‥‥shinethink

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