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2015年3月

2015年3月23日 (月)

短歌

雨けぶるグリーンドルフィンストリート 愛しき人と千草の中で



(桜木町のジャズ喫茶(ちぐさ)で、いつかあの人とこの

 曲(On Green Dolphin Street )を聞いた日も、日がな一日

 春雨が煙っていたっけ)

来月予定の短歌教室にこの歌を郵送しておきました。先生

をはじめ皆がどんな寸評をするか楽しみです(10人足らず

の教室です)。



ついでにマイルス・デイビスの同曲の演奏を付けておきます。

   https://www.youtube.com/watch?v=_BK3GrQ_uaU


Photo



2015年3月18日 (水)

短歌

池の端うす紫のツツジ咲き百舌鳴き交わす陽気の朝

(三寒四温の中でも、公園では朝陽が射し花や鳥が春本番を告げています)

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2015年3月13日 (金)

短歌

寺山で忍び見初めしみどり髪 涙ぞ落つる紫ゆかり



【源氏物語・若紫の巻を読んでの感想。京の北山の寺に

 転地療養に来ていた源氏が、可憐な少女(後の紫の上)

  を小柴垣越しに覗き見し、見初めて落涙してしまった

  エピソードから】



 これは、私が初めて作った短歌です。そもそも短歌に興味を持っ

のは「源氏物語」を読んだことがきっかけでしたので、最初の歌

源氏がらみで行こうと思っていたのです(あくまで最初だけです

が)。

 兼題が「緑」ということでした。そして、“涙ぞ落つる”は若紫

巻の文章の中で書かれていた言葉で、とても印象的だったのでこ

を使おうと思いました。“紫ゆかり”とは、源氏が垣間見た少女

が、あの憧れの藤壺の宮に瓜二つで、藤色=紫、という縁(少女は

藤壺の姪に当たることを後で知った)を意味しています。

 短歌教室で披露した時の、先生や他の受講生からの感想・意見は、

これは源氏物語をよほど読んだ人でないと、何を詠んだ歌か分から

ないのではないか。それに、髪、涙、紫と三つの漢字を連ねるのも、

全体が硬い印象となってしまっている、というものでした。

私は、しまった、やはり少し凝り過ぎたか。‥‥こりゃ短歌は一筋

縄ではいかないな‥‥次はもっと肩の力を抜いてかかろう、と反省

ばかりだったのです。


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