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2015年3月13日 (金)

短歌

寺山で忍び見初めしみどり髪 涙ぞ落つる紫ゆかり



【源氏物語・若紫の巻を読んでの感想。京の北山の寺に

 転地療養に来ていた源氏が、可憐な少女(後の紫の上)

  を小柴垣越しに覗き見し、見初めて落涙してしまった

  エピソードから】



 これは、私が初めて作った短歌です。そもそも短歌に興味を持っ

のは「源氏物語」を読んだことがきっかけでしたので、最初の歌

源氏がらみで行こうと思っていたのです(あくまで最初だけです

が)。

 兼題が「緑」ということでした。そして、“涙ぞ落つる”は若紫

巻の文章の中で書かれていた言葉で、とても印象的だったのでこ

を使おうと思いました。“紫ゆかり”とは、源氏が垣間見た少女

が、あの憧れの藤壺の宮に瓜二つで、藤色=紫、という縁(少女は

藤壺の姪に当たることを後で知った)を意味しています。

 短歌教室で披露した時の、先生や他の受講生からの感想・意見は、

これは源氏物語をよほど読んだ人でないと、何を詠んだ歌か分から

ないのではないか。それに、髪、涙、紫と三つの漢字を連ねるのも、

全体が硬い印象となってしまっている、というものでした。

私は、しまった、やはり少し凝り過ぎたか。‥‥こりゃ短歌は一筋

縄ではいかないな‥‥次はもっと肩の力を抜いてかかろう、と反省

ばかりだったのです。


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コメント

こんばんは♬
お元気ですか~
花粉は大丈夫ですか~
もう春の気圧配置だそうですclover

ブログのデザイン変えたのですね♪
柔らかくていい感じですね(#^.^#)shine

新しいお題が見つかったのですねshine
短歌は難しいですけれど、皆空さんのページで楽しんで
少しずつ理解していきます~
何事も奥が深くって、完璧になんてありえない世界ですよね
一つが理解できても、次から次へとそれに関する奥が見えてきます~
だから興味のある事はしていて楽しいのかも知れないですね(#^.^#)
今後も楽しみにしています~heart04

na noriさん
こんばんは。早速のコメントありがとうございます。
短歌のテーマを機に装いも少し変えようと思いました。
短歌教室では、堅苦しい歌は私だけで、他の人のは皆
グッとくだけた(ふざけたのも)歌ばかりで、奥が深いのか
軽いのかちょっと触っただけでは分かりませんね。coldsweats01sweat01
帰りには久し振りに「ちぐさ」に寄って、ジャズを聞きました。
で、早速ジャズがらみの歌を作りましたから、次回の教室で
はそれを披露しようかと思っています。notesgood

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