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2015年6月

2015年6月27日 (土)

短歌

一昨日は梅雨晴れの一日で、保土ヶ谷の外人墓地を見てから、鎌倉

の由比ガ浜まで行ってきました。

 

 

ユーカリの青き翳りに懐かれて鋭くたたずむ異形の

墓標

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潮引いて砂に残りし波の紋 凪に静まる鎌倉の海

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「突っ張る」は自意識過剰のなせるわざ 思いがこ

もる首のうしろに

 

ハコフグが打ち上げられていました。“突っ張って”いても

どこか愛嬌のある顔です。

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2015年6月22日 (月)

短歌

梅雨のうちに夏至が来ちゃいました。蒸し暑くもなくヒンヤリとす

るくらいです。こんな時は、風呂にでも入ってから、あれやこれや

歌をひねってみるのも一興です。季語も要らず、31字(音)の散文

で、言いたいことを言いおおせられる点が、俳句より易しい感じで

す。

スナップは散歩で見たナニガシの花です(!!!)(名前忘れました)

 

 

 

6月の不透の空と雨と陽と 今が我が時ブーゲンビリ

 

 

 

梅雨空にヒメジョオン群れ咲く小径 ピチピチチャプ

チャプ園児がいくよ

 

 

 

蝉がすむいつのまにやら耳の奥 名づけはせぬが子

のごとし

 

 

 

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2015年6月15日 (月)

短歌

14日は義姉の一回忌の法要が営まれました。世代の交代を印象付け

るかのように、子や甥達の子供(孫世代)も大勢参加して賑やかな

法要となりました。その時の一首と最近詠んだ二首です。

スナップは先週鎌倉での旧御用邸見学時のものです。

 

 

 

一回忌遺影の義姉が目守(まも)る前無邪気なみど

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黙し音ビル・エバンスの指の間 動かぬままの青き

音階

 

 

 

気がつけば眉毛の白髪ねに積もり抜くべきものか思

案するかな

 

 

1明治32年に建てられ、皇太子(大正天皇)や英照皇太后が保養に使われた


2今は用地は地元の御成小学校のものとなっている

3建造物のほとんどは関東大震災で壊滅し、講堂の一部だけが残っている

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御用邸跡の前の通りは昔は「御成道」と呼ばれていたそうです



2015年6月 8日 (月)

短歌

6日の短歌教室(兼題「ふる」)では、やはり女性に秀逸な歌が多く

ありました。先回に掲載した私の歌は、可もなく不可もなしでした。

7月は兼題なし(自由)とのことで、さっそく幾つか詠み始めまし

た。スナップは公園のアジサイです。

 

 

紫陽花となぜ「陽」をあてる いま盛(さか)る雨の

したたるむらさきの珠

 

 

むくどりは梅雨空見上げうれしげに耕耘機のあとつ

かず離れず

 

 

団塊の世代は消えし世間から されどもともと団塊

などなし

 

 

 

 

Nさん】

週末の昼の鍋振るにぎやかさ 流感で寝る吾に代わって

 

 

A子さん】

マリンスノウわたしのうみにふりつもる うたわれなかっ

たことばたちの死

(マリンスノウは海中で観察され、雪のように降りつも

 る、プランクトンの死骸などで形成された浮遊体)

 

Hさん】

なみだはひそかにわたしのなかに降り、みずうみとなって

たゆとうている

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