« 裸の王様の憲法 (憲法改正について) | トップページ | 金時山・明神ヶ岳登山 »

2017年11月24日 (金)

ヤビツ峠~塔ノ岳

鎌倉の知人から丹沢のヤビツ峠~表尾根~塔ノ岳~大倉尾根

 歩きの誘いがあり、娘(長女)にも声をかけ1121日に7月の

蓼科山以来久しぶりの登山をしました。山ベテランの知人は

 12 月に北アルプスへ登るのに先立ち足慣らしをしておこうと、

に声をかけてくれたのです。娘は娘で最近は2週間ごとにど

かの山に登っており、次は奥多摩の雲取山に行く予定で、

りその前の足慣らしにちょうど良いと話に乗ってきました。

今年は春から好天に恵まれた登山が一度もなく、今回は果た

してどうかと危ぶんだのですが、私にとって今年の山歩きは

れで最後だろうと思って出かけました。朝8時に小田急秦野

に集合し、バスでヤビツ峠に9時過ぎに到着、920に登山開

です。天気は予想を上回り塔ノ岳に着くまで雲の影をほとん

見ないほどでした。ヤビツ峠が標高761mで塔ノ岳1491mで

から標高差730mを4時間かけて登る予定です。隊列は知人―

―私という並びが最後まで維持され、娘がバテれば私がサポ

トする形です。二ノ塔から三ノ塔へ上がるにつれ視界がぐん

ん良くなるのが分かります。西方向には常にスッキリと富士

が見えました。箱根連山から南方向には日射しが眩しいなが

真鶴半島~伊豆半島~相模湾~伊豆大島~三浦半島が見え、

側の大山の背後には東京湾と房総半島まで展望できたのです。

とにかくこの一年分の悪天候のつけを全部取り返したと言える

くらい今回は好天に恵まれたのです。

三ノ塔(1204m)到着が11時とほぼ予定通りで、そこで小休

止です。そこから塔ノ岳まで5つほどの大小のピークを越えて

く尾根ルートが見えます。あと290m足らずの高低差なら楽

と思ったところが、あにはからんやここからのアップダウン

曲者でした。後から思い出すとここで両手ストックを取り出

て足の疲労をカバーしていけば良かったのですが、前の二人

そのまま行くので私もストックは使いませんでした(頂上手

で使いましたが)。それでも疲労困憊もせず水分補給をしな

2時間余りかけて目標の塔ノ岳に到着したのが1310で、

そこで昼飯をとりました。ここの景色も絶景で、何と富士山の

右後方には南アルプス連峰~八ヶ岳連峰まで遠望できたのです。

京の方角は少し霞がかかりスカイツリーまでは見えませんで

たが高層ビル群の影は見えました。そして日も短いからと14

 に金冷シ峠に向けて下山を開始したのです。

ところがものの2分もしないうちに私の膝が悲鳴を上げ始めた

のです。下りでは最初から両手ストックを使ったのですが、左

右の膝には既に疲労が溜っていて下りの衝撃に耐えきれない状

態だったのです。私の様子を察した知人は、岩と板階段の多い

大倉尾根を下るのをやめ、鍋割山寄りの小丸尾根を下るルート

に変更しました。こちらの方が傾斜はあっても柔らかい土の道

で膝への衝撃が小さいと考えたのです。私は体の向きを変える

にもかなり難儀しながらも、確かに大股の踏み幅となる場所も

ほとんどなく、ゆっくりと下ることができたのです。そのため

西山林道に辿り着いた時にはもう暗くなり始め、かねて用意の

ヘッドランプを灯しながら大倉バス停に1720分に戻ることが

できたのです。娘には後半はずっと気遣いをさせっぱなしで、

とうとう「毎日スクワットやって膝を鍛え直さなきゃだめよ!」

と叱られる始末で、娘との体力逆転を今回ではっきり悟ったの

でした。

 

 

短歌は詠むどころではなかったので以前詠みましたのを5首ほど。

 

1 西方の富士山

2 南方の箱根、伊豆半島

3

4 三ノ塔から。正面右が塔ノ岳

5 右後方の南アルプスの山々

7 真鶴半島と伊豆半島

8 左に逆光で薄く見える大島

9 大山の向こう側は横浜と東京湾

 

 

 

<空高く満艦飾(まんかんしょく)の広がりて

             横須賀港に秋はたけたり>

 

<たまきはる世は薄情けせめてもの

       「いいね!」を恋ふるインスタグラム>

 

<亀虫がバスのシートに鎮座せり

           触らぬ神に祟りなしとや>

 

<陽の淡くポストボックス開けたれば

          守宮(やもり)が顔出しわれを窺う>

 

<しらじらと明かるむ窓に浮きあがる

   星蝶蠅(ほしちょうばえ)かそれとも飛蚊(ひぶん)か>

https://www.youtube.com/watch?v=qWdLJ6-PeVo

 

 

 

« 裸の王様の憲法 (憲法改正について) | トップページ | 金時山・明神ヶ岳登山 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様でした。
最初の元気はどこえやら、お好きな短歌も詠む元気もないとは、よほどお疲れだったのですね。
老いては子に従え、の言葉通り、娘さんの言葉にしたがってくださ。

nobunagaE.Tさん今晩は。コメントありがとうございます。
いやー、7年前に初めて山歩きをして膝を痛めて以来の苦行の経験となりましたね。
少しの油断と、ストックを使わない“見栄”で手ひどいしっぺ返しを食らったというとこ
ろです。前半の道すがら、知人が「ストックを使うようなら登山はもう止めるよ」という
ような話がでたので私はストックを出すのを躊躇してしまったのが失敗の原因です。
50年以上の山ベテランに知らず知らず対抗心を抱いてしまったのですね。まったく
“身の程知らず”とはこのことです。‥‥それと何といっても娘にこの“ぶざま”は見
せたくなかったですよ。もう後の祭りですが。
‥‥幸い痛みはすっかり消えましたので、自分なりの脚力強化策を練り始めたとこ
ろです。angryannoysign01

こんにちは
お天気にも恵まれ良かったです
膝は回復されましたでしょうか(#^^#)お疲れ様でした
景色は最高ですけれど
それを観るためには強い身体とそれなりの準備が必要なのですね
私には到底できることではありませんので
お写真だけ楽しませてくださいね~
山登りは一度すると辞められなくなるそうですので
くれぐれも無理の無いよう、怪我の無いように
楽しんでくださいね~
今年も残すところ後一ヶ月となってしまいました
風邪などひかれませんようご自愛しお過ごしくださいね(*'ω'*)

na noriさん今晩は。コメントありがとうございます。
7年前に友人に誘われるままに始めた山登りですが、あと10年も続けられたら“超御の字”でしょう。
私事ですが、昨日熱海の病院に長兄を見舞ったのですが私より10歳上の喜寿(77)で
す。もう4年も脳血栓で病床に伏しているのです。兄は私など比べ物にならない程のス
ポーツマンで、田んぼの農作業中に倒れる直前まで、田舎の道をランニングしていた
のです。‥‥ただ、体力の過信から、医者嫌い、薬嫌い、酒大好き、‥‥こんなことが
祟っての結果だろうと思います。「ご自愛」ということは自分のコントロールという意味
合いを多々含むもののようですね。thinksweat01scissors

こんばんは☆丹沢山行お疲れ様でした♪
当日は絶好の山歩き日和で良かったですね(^^)富士山も南アルプスもくっきり綺麗ですね♪
その後、膝は回復されましたでしょうか!?

素敵なお写真、楽しませていただきありがとうございました(o^-^o)

おやゆきさん今晩は。コメントありがとうございます。
膝は翌日まで痛かったのですがアルバイトには行きました。
翌々日には痛みは消え、早くもウォーキング再開です。
今、12月に(年内最後)明神ヶ岳に行こうと日程を調整中で、下の娘も加え
親父と2人の娘で行く予定です。下の娘は初めての登山になります。平日
に行く予定なので息子は参加できません。帰りは温泉に入り一杯やろうと
言われています。bottleshinesmile

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1627554/72294921

この記事へのトラックバック一覧です: ヤビツ峠~塔ノ岳:

« 裸の王様の憲法 (憲法改正について) | トップページ | 金時山・明神ヶ岳登山 »